blog
お知らせ

【E-Actふくしま環境リレーコラム】第13回 福島地方気象台「自然災害による県内の被害が少しでも軽減されるように、様々な情報発信を行います」

自然災害による県内の被害が少しでも軽減されるように、様々な情報発信を行います

福島地方気象台は、福島市に所在する気象庁の出先機関です。気象庁の任務は、台風・集中豪雨などの気象、地震・津波、火山、さらに気候変動などに関する自然現象の観測・予報などと、それらの情報発信を通じて、安全な社会を実現することにあります。 SDGsの目標13として、「気候変動に具体的な対策を」がありますが、地球温暖化による気候変動は、“いつか起きること”ではなく、“もう起きていること”です。私たちが住むここ東北地方においても、長期的な気温の上昇だけではなく、雨の降り方が極端になっている(激しく降る日が増える一方で、降らない日も増えている)という現実が、各種データから明らかになっています。そして、国内では「令和元年東日本台風(台風第19号)」のような、これまでの経験が必ずしも通用しない大変な災害が多発している状況にあります。 福島地方気象台では、これらのことを踏まえて、「これまで大丈夫だったからといって、これからも大丈夫ではない」、その上で「最新の防災気象情報を利用して災害に備えるべき」ことの必要性を、関係機関とも連携しながら、様々な機会を利用して皆様にお伝えしていきます。

令和4年(2022年)度環境活動スタート事業(主催:福島県)の一環として、猪苗代町立猪苗代中学校 横山泰久校長にお招きいただきました。“地球温暖化「いま」と「これから」”をテーマに、2年生(102名)の皆さんとお話をさせていただく機会がありました。猪苗代中学校はSDGsの取り組みに意欲的です。

環境関連のイベントにも積極的に参加しています。直近では、『REIFふくしま2022×ふくしまゼロカーボンDAY!2022』(主催:福島県、(公財) 福島県産業振興センター、地球にやさしい“ふくしま”県民会議)と『2022ふくしま環境フェスタ』(主催:福島市、ふくしま環境基本計画推進協議会(E-Actふくしま))に参加しました。 それぞれ、“福島県の気候変動”をテーマに、ブース出展とお天気・防災相談を行いました。